FC2ブログ

米事情


昨日突然近所の慣行農家が訪ねてきた。
ガキのころから知っているのだが、方向が違うのでたまに話す程度。

「米の買い取り価格が安くなるんですか?」

へ?よく知らないけど、そういう話は農協関係から出ていたみたいよ。

60kあたり9000円とか12000円とか情報が錯綜しているが
いずれにしろ安くなってくるのは間違いない。
これは農家の所得保障を逆手に取ってきた流通の手段ではないかと思っている。

どうせ保障されるならば安く買いたたけって事ではないのか?


農協買い取り価格がそんなになってしまっては
採算割れになる。
しかし赤字の分は補償対象になるから損はないだろうって事で
一気にそういう手段になってきたのだろう。
つまり普通に生産して農協に買い取ってもらっていた米農家は
赤字は補償で補っても利益は無い事になる。
つまり米を作っても何にもならない状況に追い込まれる。
米では生きていけなくなるのだ。

訪ねてきた彼は慣行であるものの
自分で買い手を探して販売している。
農協買い取り価格が目安になっていたらしく
今後どうしたらいいのかが解らなくなったらしい。

安くしなくていけないのか?と考えたらしいのだ。

そんなこと必要無い。
はっきり答えた。
自分で販売していたところは彼を信用して買ってもらっていたはずだ。
自分の生活が困るようになって米が作れなくなったら
買う方が困ることになる。

自分の農業を維持するに必要な金額の設定をしていたのであれば
安くする必要はないのだ。

納得して帰って行ったが、買ってくれる人に
納得してもらうだけの内容が求められることになるだろう。

そしていよいよ米も2極化が激しくなるだろう。

安物を求める人
本当に安心できるものを求める人

今まで自給率100%が極端に下がってくる可能性がある。
足りなかったら輸入すればいい・・・そう考えているのだろう。

輸入される米は陸揚げ前に農薬を被るはずだ。
海外からの危険な菌などを持ちこまないために
検疫は絶対だからだ。

安いものは安いだけの理由がある。

本当の安全を求める傾向が強い日本人は
これでいいのだろうか?

安いものを提供することしか考えない流通は
いかに生産現場を苦しめているかを考えているのだろうか?
いずれその答えは出てくるだろう。



スポンサーサイト



カウンター
無料カウンターブログ無料作成レンタル掲示板無料CMS
どこからきた?

ジオターゲティング
リンク
検索フォーム
FC2