fc2ブログ

やられた!!!!!!!!

今年から自然栽培に向かいたいという近所の若手の依頼を受け
その段取りで無事米が出来た。
田の管理は依頼人だが、技術としては私の方法。
しかしいきなり全部できる機械など無いから
既存の機械などをうまく組み合わせての挑戦である。

そこの田は表土が薄く、下は砂壌になっている。
収量は期待できなかったが、チャレンジを駆使し
見事7俵/反を上げる事が出来た。
チャレンジによる効果は凄かった。
悩みであるジャンボタニシからの被害もほとんどなく
順調であったから、その凄さを見せていた田である。
表土が薄いのと砂壌による水の抜けがきつかったのが問題点だ。

今後の課題としての表土を作る事を考え
本来はやらない麦を裏作に一度入れて
土を作ることの実験方策をやってみることとした。
この麦は畜産からの依頼であり、人間関係もあっての対応であった。
期待するは麦の根とチャレンジによる土の能力向上だ。
畜産の農家は麦を飼料として使いたいのだろう。

ただし、絶対に肥料は堆肥も含め一切駄目という条件付きで。

数日前、その田の横を通ったら
!!!!
SN3L0008.jpg
なんということだ・・・
堆肥が撒かれている。

しかも歴4年の田もだ・・・
ここも同じ理由でやってみることにしていた。

なぜそうなった?

ここ数日この問題でジタバタしていたのだ。

畜産農家に問いただすと
「間違った」

だと?
2枚の田を間違ったというのか?

・・・・愕然とした。

自然栽培での動物性肥料は一番たちが悪い。
どうすべきか?
チャレンジで解決できると思うのだが
それは確証があるわけでは無い。
自然栽培での判断は今の時点では歴史だけである。
何年肥料を使っていないかが価値がある。

販売にあたっての問題が大きく出てくるのだ。

現在対応策を考えているのだが
今後の方向性まで考えてやらねばならない。

今年から始めたところはまだいいが
4年もの時間を掛けていたところは悔しくて仕方ない。

チャレンジでの効果に賭けるしかない。


私はチャレンジという方法を持っていたから対処できるが
そうでなかったら激しく激高し損害賠償まで考えていただろう。
土に賭けた歴史を軽く見る人間には自然栽培はできないという見本かもしれない。

もう一回やり直すしかないが
なんとも悔しさが残ったまま。
この数日このことで頭がいっぱいになっていたんだ。

スポンサーサイト



カウンター
無料カウンターブログ無料作成レンタル掲示板無料CMS
どこからきた?

ジオターゲティング
リンク
検索フォーム
FC2