土菌ちゃんの大腸菌検査

近所の高木くんが自作の土菌ちゃんを持ってきました。
大腸菌の検査の為です。
リードアップを買って行って2週間で作ってきたからすぐに始めたのでしょう。
結果は大腸菌は検出せず、大丈夫です。
これは何のためにするかというと
土壌菌と共棲出来ない菌の存在があるかどうかを調べるためです。
生物と土壌菌群は共棲関係です。
それは土が出来てきた4億年前からそうなのです。
土壌菌と共棲出来ない菌は人との共棲もできません。
つまり人にとっての不都合な菌たちです。
(全てこれにあてはまるとはいえないかもしれませんが)
その代表になる菌が大腸菌です。
その大腸菌がいないということは、不都合な菌がいないということになります。
これは土壌生成理論のなかの菌の習性の話ですね。
共棲関係は互いに助け合うが拮抗するものは押さえるということです。
この習性を上手く利用することが出来れば
最近の大騒ぎになる鳥、豚、牛でのインフルエンザを抑えることが出来るようになるはずです。
そればかりか、生物に拮抗する菌を抑えることになるので
環境がすこぶる良くなるという事になります。
それはどこからか菌を持ちこむという事ではなく、
もともとそこの環境でいい状態で存在する菌を元気な状態にするということで
簡単にできるのです。
それが腐植前駆物質です。

これは種まきしているところ。
種まきの後に土菌ちゃんを撒きました。
腐植前駆物質水溶液リードアップの使用量は原液換算で
0.03cc/m2となります。
ほんのわずかな腐植前駆物質でそこにいる土壌菌が
元気な状態に導かれます。
そこにあった肥毒も一気にではないけど段々無くなっていきます。
それは種まきに土を起こし、畝を立てているときに感じています。
昨年の夏までにあんなに固かった土がこんなに柔らかくなるものか?
驚きながら仕事していたんです。
それも腐植前駆物質リードアップをわずかに撒いたことから
そこの土壌菌がフェノール化した代謝産物を吐き出し
そこにあった有機物を土に変化させる状態になってきたことで
キレートが多くでき、土の改善に働いているのですね。
今までは菌の活躍を認めて、活躍する菌を入れるという方法でした。
それではもともとそこにいた菌と拮抗するものもあるはずで
バランスもおかしくなってしまい
上手くいかない原因であったことでしょう。
その代表がEMかもしれません。
人は生まれた時から菌との共棲を計ってきているのです。
その菌をうまく働くように自然の循環の中で考えることが
この方法の最大の利点であり
おかしなことが全く出てこないということになるのです。
これに勝るものは無い。
これこそ自然の循環を見事に再現させる方法ですね。
それを現実にしてくれるのは今まで認識されていなかった
腐植前駆物質なのです。
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