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震災現地にて

リードアップ開発者の高味氏と震災現地に行ってきました。
高味氏は放射線処理での説明に追われるので福島へ。
私は塩害処理経過視察で宮城へ。

高味氏は動かない行政に粘り強く働きかけています。
途中で大臣との面会もできたようで、先に進んでいくかもしれません。
放射線処理にはもはやこれしかないと思われる方法が
リードアップ散布です。
その処理のやりかたまで試験でつかみかけている状況ですから
現地での実施からデーターをつかみ、さらに効率的な方法を見つける努力をしています。
行政が動かないから、一緒にやってくれる人にお願いする事でデーターが出てきます。
それをもとにさらにどうするかと考えやってみてまた現場で。

そういう繰り返しで放射線を押さえてしまえる状況に持ち込みたいです。

多くの方がなかなか信用してくれませんが
確実に効果は見えてきています。

放射線エネルギーを止めてしまうにはどうしたらいいのかがわかってくると納得できるのでしょうが、
頭から出来ないと思ってしまっている人がほとんどです。
科学の話は難しいですが、理由が解るといいのでしょうか?

思いこみで止まってしまっては、この非常時に解決策は無くなってしまいます。
やってみるという行動が必要です。
手を上げてくださった人に協力いただき、それが見えてきました。

中身は整理してお伝えすることになると思います。

さて、私は宮城の仲間である太田氏のところ。

津波による塩害の処理にリードアップを使いました。
津波で海水だけでなく海の沈殿物も運んできています。
そこには冨養分が含まれているので、塩分処理だけでは厳しいです。
リードアップを使っていないところは稲が黒く見えていました。
あきらかに養分過多に感じます。
塩分により根が委縮しているはずですが、目に入る稲は
立派な姿に見えるのです。
しかし、おそらく倒れてしまうのではないかと思われる姿でした。

リードアップを使っているところは本来の色ではないにしろ
いい感じであるのは確認できました。
20100207 081a

さらに上から蒔くことが出来ればもっと良くなるはずだけど
現地の状況がそうはできないという事らしいからちょっと残念。

比較試験として名のあるところ数社が協力してくれているので
いずれいろんなデーターを出してくれるでしょう。
間違いなく塩害処理には相当な効果を出しますね。


それにしても被災地を回ってみたのですけど酷い。
言葉が出ないくらい。
国の動きの遅さに腹立たしい限り。
20100207 075a


私たちは出来ることをやっていくしかないが
胸が詰まる思いであったことを伝えたいと思います。
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