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耕畜連携の実現に向けて

メイシャントンに会いに行ってきました。
今後アルチザンクラブでの活動があります。
その中心的な坂本さんの牧場です。

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いやあ~~かわいいね。
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完全に離し飼いで斜面を利用した楽しそうな場所になっていました。
いいですね~
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すぐに寄ってきて触っても平気です。

この場所から完全な耕畜連携が出来るシステムを完成させていきたい。
チャレンジで向かえばそれは出来るのです。

今までは畜産から出てくる糞尿堆肥は農地に捨ててあります。
堆肥にしているというのですが、不完全であると感じています。
その証拠は腐敗実験をやるとわかります。

糞尿も有機物である以上、土に変化する過程に入っていくのですが
それが分解の方向、腐敗するような方向にいってしまうと
そこの生産物は腐敗に向かいます。
土に向かう(高分子化)に行くのであれば腐敗するようにはならなくなります。

糞尿を土に向かう回路に向かうようにしてあげればいいのです。

その環境にするとそこから出てくる肉は素晴らしいものになります。
今でもあっさりしてて凄い肉です。
それにチャレンジが組み合わさり、耕作と連携が出来れば凄い事です。

今までの連携は耕作の土にするところに糞尿を捨てていたとしか思えません。
本当に連携すると言うのは、どちらもいい状態を維持し続けることが出来なければいけないのです。

そのシステムを完成させる事。
実現できる事を証明することが必要です。

このシステムで糞尿は土壌改良剤に変わります。
そうなると抗酸化力が高い生産物が生まれてくるのです。

つまり腐敗しにくい、健康的なものです。
今までの生産方法論での区分から抜け出し
出来てくる生産物での判断に向かう事が出来るようになります。

その仕事は坂本さんが実現してくれるのです。
その話をしたくて出かけたのですが、やってくれるそうです。
よかった~~~


帰ろうと思ったら車が故障し大変でした。
なんとか帰りましたけど・・・


放射線試験結果

私が関わる生産の米に付いて放射線試験をやりました。
結果は御覧の通り。

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大きくして見る

サンプルはいずれもチャレンジ自然栽培です。

実はこれだけにとどまらず、検査技師の人と話してきました。
こうゆう検査には特徴があり、精度を出すには結果だけの書類では理解しにくいからです。

ここに挙げた書類は国の基準に基づく方法で出してあります。
だから10Bq/Kgの限界値における報告書です。
本当の数値はどうなんだと思うわけです。

限界値1Bq/Kgでも大丈夫だと言う事でした。
試験の方法により0という数値は出せないそうです。
0.7Bq/Kg以下、つまり本当に検出不能な数値みたいです。

ここまで聞いて本当に安心しました。
事故の後低気圧の動きから中国を経由して九州に放射線が降り立っているのではないかと言う疑問があったのです。
私自身が関わった米に付いては
以上の通り、とっても安心できるものと言う事が証明されました。

サンプルの取り方は私の関わる生産地の中心的な場所のものです。
それを玄米の状態にしたところで採取しました。
理由はその時点で口に入る可能性があるということからです。
玄米で食べる人もいると言う事から玄米の状態です。

サンプルは送付する時に使う包装袋にて検査に出しました。
つまり、お客さんが口にする可能性の高いところでの数値になっています。

私が思うのは、籾でも駄目、土を検査しても駄目、ましてや外気など問題外。
口にする直前での状態でどんな数値になっているのか?が知りたかったのです。

技師の言われることには
この数値であれば近辺では同じ様な数値になるだろうということですが
私がサンプルを取った時点での数値であって
他の人の分を保証できるものではありません。

私はこれをもって私が関わった米に付いては大丈夫だと自信を持てますが
近所であろうがその安全性に付いては一切関わりが無いものとして考えます。

技師の方から、これだけ離れているのであれば大丈夫という判断で検査しないような人がほとんどなのに素晴らしい向かい方だとほめられました。
嬉しいのですが、安全なものを提供したいと言う気持ちから考えると
当たり前のことではないかと思います。

これからもこうゆう向かい方で生産に励みたいと考えています。



稲刈り終了

今年の稲刈りが終了しました。
反収が思ったより少なく、注文に答えられるのか心配です。
だいたい6俵/反くらいかなあ~
集計してみて悩む事になりそうです。

早めに注文頂いているところは大丈夫ですけど
そうでないところには送れない可能性だってあります。
卸し専門にやっているので、個人様はかなり断っています。
販売店にて買ってくださいね。

このところ注文数が増えてきているので
作付を増やすようにしていますが
実際土地を確保するのも大変なので
仲間を募ってやるようになりました。
それが清水自然米です。

みんな肥料を使わなくなって長いものを欲しがります。
しかし、それはそうはいかないのが実情です。
高年産は皆押さえられているので個人で買うならば販売店でお願いします。

ここで言っておきたい事があります。
自然栽培で高年産を欲しがるにしても
生産が間に合わない状態でそれは難しいです。
まずは1年目から始まる自然栽培です。
1年目が無ければ高年産は生まれてこないわけで
これから生産を始めていく人の応援も必要なんですね。

長く応援いただいている人には高年産が行くようになっていくと思います。
そのあたりは卸し先で考えてくれると思っています。
なんとか要望に答えていきたいとは思っていますが
限られた中での生産活動です。
一生懸命やっていきますので、どうか応援をよろしくお願いいたします。

今年はいい感じだと思っていましたが
実際に収穫してみると少ないんです。

私だけかと思いましたが、普通のところでも少ないらしいです。
自然の循環の中ではこうゆうことはよくあることです。
悩ましいのが収穫してみないとわからないと言うところですよね。

医療現場と農業

こんな記事を見つけた。
日本の医療が薬漬けの理由 患者は“金のなる木”と捉えるから

農業と似ているね。

そう感じるのは私だけかな?



手刈り作業

倒伏してしまった田の処理してます。
雨が結構降っていたのでしょう、溜まってました。
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いやあ~~こんな稲刈りはあまり経験が無いなあ~~
手作業でコンバインが入れるようにしました。
この田を通らないと先の田に行けないので仕方ないです。
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3人でやったらあっという間ですけど
問題はどう判断するかです。

研修生に、せっかく来ている研修なんだからどうしたがいいか?考えてもらいました。
私はその判断に合わせて動くからと。

仕事は作業になってはいけません。
仕事は段取りから始まります。
言われたことしかできないのでは仕事にならないのです。

困る状況をどう切り抜けていくかを考えることこそ大事だと思います。

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