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自然栽培10年

先日、自然栽培に向かって10年と言う方から電話があった。
10年もすれば上手くいっているものと思いきや
上手くいかないからチャレンジに興味があると言う。
細かい流れは聞かなかったが、今に居る自然栽培の先人たちの事も話されたので
それなりの情報も持っていられるようであった。

生産者としていいものを生み出したいと言う気持ちは良く判る。
私だってそれを追い求めているのであって、自然栽培が目的ではない。

10年経って、自然栽培での生産物がいいものかどうか分からないと言われる。
間違いなくいいものになってきているはずなのに
思いはその先を見据えているのではないかと感じた。

彼のいう「いいもの」とはどんなものかはわからないが
いずれにしろそれを計る基準がない事が問題ではないかと。
腐敗実験で腐らないことを基準に考えるには
条件での幅が大きすぎる。
どんな環境でやっているかとか、温度湿度、検体以外に何かを使ったかどうか、それの状態など、
腐敗実験における環境に大きく左右される事が大きいと考えている。

それに気づき、自己満足の「いいもの」ではダネだと考えるところは同じ所にいる人かもしれない。
次回のセミナーに参加したいとの意向を聞き、嬉しく思った。
10年もやってきて、それなりの自身もあるのだろうに
勉強したいという姿勢には頭が下がる。

今回のセミナーでは基準に対しての話を出したいと考えている。
まだ話せる段階ではないような気がするのだが、
そんなことは方向性だけでもいいと思う。

自然栽培ではタブー視される耕畜連携まで突き進んできたが
もっともっとやらねばならない事はあるはずだ。
それは農という仕事に就いている宿命だろう。

農を考え、食を考えるのに
自然栽培だけに捉われていては片手落ちではないか。
方法として今一番近いのが自然栽培であるだけで
それに捉われる事は大事な物を無くしてしまう事になりかねない。

セミナーを始めた時から言っている言葉は
「「いいもの」を担保できるのならば何でもいい」

ところがそうならないから自然栽培になってきただけであって
今はさらにチャレンジへと進んできただけの事だ。

10年もやってきている方からの電話は
自身の気持ちをさらに引き締める事となったようだ。
もっと考える事が出てきそうだ。
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