草だらけ・・・

毎年恒例になっている田植え後に見る光景。
畑から田に仕事がシフトすると、田植え上がりには畑は草だらけになっています。
梅雨の雨が色んなものを運んでくれるからでしょうが、とにかく草は元気がいい。
それを処理していかないと作物は育ってくれません。
ここを考えてみると、草処理が遅れて草の種が土に残り
それを繰り返してこの地にすっかりなじんでしまった強い草になっていること。
今ある草に合う土になっている事。
そんなことが考えられます。
ここから作物に合う土にしていくには
いかに草が残してくれた根とか処理残渣による有機物を利用し土を作り上げるかとなります。
土を調べてみると、数値的には8年間も何を使わなかった結果
循環からか普通のところでは考えられないような数値を出すようになっています。
慣行での試験で使われる数値では、チッソリン酸カリのバランスはいいけど
過剰になっているので施肥には注意することだそうです。
土の養分過多・・・
それでいまだに虫も来るし、草も生えるわけだな。
作物に集約するにはもっと生産量を上げる事?
行程に問題ありと言う事になるかもしれない。
何かちょっとしたことで爆発的に収量が上がっていきそうな気がする。
何をどうしたらいいのかはまだ理解できないなあ・・・
これがひらめくようになるには観察が必要だけど
だんだんその時間が無くなってきている。
そんなこんなのもがきは今までと何も変わらないから
何か思いつくことだろう。
土壌生成理論より、土の出来る行程が解っているのだから
それを現場に落とし込む感覚がまだまだなのだろう。
精進しなきゃね。
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