米の腐敗実験

昨年の米を田ごとに全て腐敗実験しました。
昨年は気候のせいで収量が少なく感じた年でした。
周りの慣行でも同じようなことみたいでしたので
「年波」ということでしょうか。
この腐敗実験は2月に、研修生だった長友君がやったものです。
あれから5カ月
左端下は比較用の一般米(特別栽培)
しっかりとカビが来ています。
その右横はなんと自然栽培7年もの
カビと麹が混じったような感じ。
右端2段目は自然栽培4年物
それ以外はチャレンジ自然栽培で1年ものから6年ものまで
濁った感じだけど腐敗ではありません。
匂いもほとんどない。
土になる回路に入っているのか、高分子化の発酵になっているのか?
今回の試験では、チャレンジ自然栽培は1年ものも腐敗しない事が解りました。
驚いたのは昨年は綺麗なままで長く形を止めていた6年ものが7年目でおかしい変化に見えた事。
なお、試験は全て同じ条件で、容器は煮沸したものを使いました。
被せたラップは針で5か所穴をあけてあります。
座敷においていても違和感は感じられませんでしたが
特別栽培は匂って見るとヤバイですね。
米自体の性能としてはチャレンジ自然栽培がいいです。
腐敗実験結果報告でした。
スポンサーサイト