手作業の籾抜き

出荷分の玄米を見たら何やら籾を見つけた。
あ~~~・・・
数年前の事が頭に蘇る。
東京のレストランに玄米を送ったんだけど
籾が混じっていて困るというものだった。
籾すり機の調整の問題であったのだけど
やってしまって冷蔵庫にある米。
引き出してみると混じっている・・・・
籾すり時点でわかっていればよかったがその時はわからなかったのだ。
結局出荷するたびに一回広げて籾が混じっていないか調べて集荷した。
混じっているものは手作業で籾を取りだした。
気が遠くなるほどの手作業だった。
籾が混じってしまうのは機械だけの問題だけではなく
稲の生育状況とかも関係する。
今年は並べてあまり良くない感じだった。
稲の生育は良かったので大丈夫と思っていたが
籾すりをしてみると収量は少なかったのだ。
これは天候の状況によるもので、毎年違うのだ。
それで籾が混じっている事がわかったのが今だったという事で
これはどうするかというと手作業で取り除くか
専用の機械を使うしかない。
専用機械は200万くらいする。
以前は倍以上だったから安くなってきたとはいえ簡単に買えない。
それで今までは籾すりの時点で極端なくらい神経を使っていたのだ。
今年は研修生に任せてみた。
もしかしてこうゆうことがありえることを覚悟して。
だがやっぱり起きてしまった。
ん~~~!
この可能性があるところは判っているんだけど
一応確認作業が必要かな。
米の生産の全ての行程を自分でやると言うのはこうゆうことなのだ。
全ての責任を自分でしょっているので
いいわけなどきかない。
二度と繰り返さないようにとやってたのだけど
起きてしまったことは仕方ない。
やれることをやっていくだけである。
あの大変な思い依頼、我が家のは綺麗だって言われていたんだけどなあ~~
多くの農家の米を扱っている仲間の渡辺商店に聞いてみたら、今年はとても多いのだそうだ。
それでみんなで手作業でやっていたらしいが、間に合わないという事で
専用の機械を入れるらしい。
使わせてもらえるらしいので、早く入れてくれないかと思うのだが。
頼むね~~