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高品質な農産物を生み出すためにどうすればいいのか?

土壌生成理論に出会って、腐植前駆物質水溶液リードアップに出会ってから
自然栽培にある問題点の克服に焦点を当ててきていたのだが、それはそもそも絶対に安全で安心して食することが出来るものを要求する事でもあった。
数年前から抗酸化値に目を向けていたのだが、これはなかなか大変なことでもある。
茨木に「茨城県最高品質農産物研究会」というのがある。
ここが色んなアプローチをいろんな会社と一緒に研究している。
その内容は、なかなか素晴らしい。
私が考えているように、生産方法での区別ではなく、生産物の能力でのランク分けを考えているようである。

どんな生産方法でもいいからいい数値をたたき出すものを「いいもの」とするのかな?
どんな方法といっても、これの数値を上げるには、いい加減なやり方では達成できない。
基準は多くの項目があり、生産だけでなく流通部分、供給量なども入っている。
なかなか大変な基準の策定を出しているような気がする。

私はそれをわかっていたので、すでにアプローチは掛けてあるのだが
生産現場へのアプローチではない。流通部門へのアプローチである。
これから現場に向けての提案をやっていこうと考えている。

このあたりの状況を知りたい人は「おいしい野菜の健康力」という本を読めば分かってくるだろう。

これは新しい食材の指標を見せてくれている気がする。
抗酸化値による研究はすでにアメリカでも始まっており、表示もやっているところさえある。
日本でもこの動きはあるのだが、いかんせん生産方法についての詳しい内容はない。
抗酸化値を考えるときに、何をすればいのか?
高い抗酸化値を出すには、どうすればいい?

つまりは酸化しにくい状態を生み出せばいいのであるが、
それも考える要素が出てくる。
酸化しにくい状態で梱包すると言う方法もある。
本来は酸化しにくい状態を維持できる食材の事になる。

チッソが少ない状態でのもの。
一時期言われた硝酸態チッソの含有量を少なくするといいのだろうか?

色々考えてみるとそれだけでは解決しないような気がしているのは私だけか?

今までの自然栽培でも抗酸化値の高いものを生み出せそうである。
それは何故?

土壌生成理論に出会ったからそのあたりが解るようになってきたが
それを知らなければ理由は判らないのではないだろうか?
最高の品質を目指すに、そのメカニズムが解らなくては迷う事になる。

今思うのは、高品質のものを大量に生み出せる方法は腐植前駆物質を利用することだと考えている。
土の事が解らなくて、いい土の事が解るわけはない。
今までの色んな農法は、この部分を見逃してきたのだ。

自然界の枯れる植物、いや腐敗しない有機物はどういうメカニズムになっているかを知ることこそ
最高の生産物を生み出す最初にやるべき事だ。
土壌生成理論を理解することから始めることだ。

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